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腰痛の原因 筋肉①

【筋肉】 柔軟性の喪失

これまでお伝えしてきた

腰痛の原因の多くは

 

筋肉の変性によるもの

 

とお話してきましたが、

 

それはいったいどういった変性なのか?

また

どうして変性が起こるのか?

 

をお話ししていきたいと思います。

 

 

その前に先ず筋肉の役割についてお話ししていきたいと思います。

 

筋肉は動物が関節運動を行う上で必要不可欠なもので、

筋肉が有るから関節が動きます。

 

筋肉が伸縮をすることにより関節運動が起こり、

皆さんは

物を持ったり、

歩いたりすることができるのです。

 

なので筋肉に異常が有れば

上手く関節運動ができず

場合によっては痛みが出たりします。

 

それでは

腰痛を引き起こす変性とは

どういったものなのかというと、

 

「柔軟性の喪失」

 

「筋力低下」

 

「筋委縮」

 

などが挙げられます。

 

 

「柔軟性の喪失」は言葉の通り

筋肉そのものの柔軟性が失われている状態です。

 

筋肉とはそもそも柔らかく伸縮性があり且つ強度もあるものです。

 

それが失われるので本来の筋肉の動きができない状態になってしまいます。

 

最も身近な例でいうと

立位体前屈をしたときに

手がべたぁ~と床に着く人と

手が膝くらいまでしか届かないくらいに腰が曲げられない人とでは

関節運動量が明らかに違います。

 

もちろん後者の方が腰痛の可能性が高いです。

柔軟性が失われるということは

硬くなるということです。

それと同時に伸縮性も失われます。

 

そんな筋肉の状態で身体を動かしたら

筋肉の中の繊維が損傷を起こし

その周りにある神経細胞まで傷つけてしまうこともあります。

 

多くの腰痛患者さんの場合、

神経の損傷とまでは行かないケースが殆どですが

筋肉の柔軟性の喪失により

すぐ隣にある神経線維を刺激してしまい

痛みが発生しています。

 

 

 

 

腰痛

 

千葉県木更津市

はるえな整体院