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ヘルニア②-1

レントゲン撮影で分かるもの

前回の投稿では

 

レントゲン画像ではヘルニアと断定できない(診断は付かない)

 

ということをお話ししましたが、

今回はその断定するうえで

とても重要な

 

MRI画像

 

についてお話ししていきます。

 

 

そもそもMRIとレントゲンとでは何が違うのか?

 

なぜレントゲンで分からないものがMRIで分かるのか?

 

ということを知っておいて欲しいと思います。

 

 

まずレントゲンとMRIとでは何が違うのか。

 

レントゲンはX線という放射線を人体に放射し、

その放射線が人体を通過するときの放射線量の差が映像として映し出されます。

 

その放射線は骨の様な硬い組織は透過しにくく、

筋肉の様な柔らかい組織は透過しやすいので、

主にレントゲン撮影では骨の状態を診る為に撮影することが多いです。

 

筋肉などの軟部組織の撮影が出来ないことは無いですが

MRIと比べると相当劣ります。

 

また軟骨は一切映りません。

 

椎間板は軟骨です。

 

つまり

 

椎間板は映らないのです。

 

なので

ヘルニアになっているかどうか

なんてレントゲン画像では分かるはずがないのです。

 

つづく。。。

 

 

 

 

腰痛

 

千葉県木更津市

はるえな整体院