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腰痛と座り方①

座っているときの姿勢、意識してますか?

前回の寝かたにより

腰痛が引き起こされたり

予防出来るということを述べましたが、

今回は座り方です。

 

 

座り方で腰痛が治るということは無いですが

座り方で腰痛が出たり、悪化したりはしますので

座り方の注意点をお話ししていきたいと思います。

 

 

 

上の図で言うと

下段と上段右の姿勢は

不良姿勢とみなさんも分かることでしょう。

 

 

 

脚を組む姿勢は

不良姿勢ということを認識していない方が多いですが

とても悪い姿勢です。

 

脚を組むことで

左右の骨盤の傾斜が変わりその癖が付いてしまうこと。

左右の股関節の柔軟性に差ができてしまうこと。

 

これらにより

腰痛が引き起こされてしまいます。

 

無意識にやってしまっている人が多いと思いますが、

気付いたときには止めるように努力しましょう。

 

 

 

右上の図

浅く座る

これも多くの方がやっていることでしょう。

 

これは骨盤の後傾を作り

かつ、腰椎の後弯も作ってしまいます。

腰椎は前弯を呈していることが本来の状態です。

 

この姿勢を続けることで

骨盤と腰椎の状態が

人間本来の形と異なり

それが腰痛の原因になることがあります。

 

 

 

左下の図

あぐらを掻く姿勢

 

これも悪姿勢と感じずにやっている人は多いでしょう。

この図は椅子の上ですが、地ベタでのあぐらも同様です。

 

あぐらは

浅く座ることと同様に

骨盤の後傾を生みますし

 

脚の高さが異なることから

骨盤と股関節にも悪影響を生みます。

 

こう言った理由から

あぐらも腰痛を引き起こす原因になります。

 

 

 

上段の真ん中の図

腰を反りすぎている姿勢

 

これを長時間続けることは腰にとって良くないことですが

 

この姿勢を長時間続けている人を

私は見たことが無いので

特に問題視していません。

 

 

座る姿勢は

左上の図のように

重心バランスの取れた姿勢

骨盤の上に頭が来る姿勢が理想的です。

 

デスクワークなどをしていると

どうしても頭が前に出てくることもあるので

最初は良姿勢でも

徐々に悪くなることもあるので

その点も注意が必要ですね。

 

 

 

腰痛

 

千葉県木更津市

はるえな整体院