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腰痛と座り方②

変な座り方していませんか?

前回も座り方からくる腰痛についてお話ししてきましたが

 

今回もそのつづきで、

 

前回は座り姿勢の前後方向の視点が主でしたが

 

今回は横方向の不良姿勢についてお話ししていきます。

 

 

 

上図のように植わっている人を見かけたことはないでしょうか?

 

私は職業柄このような不良姿勢には

直ぐ目についてしまうので

結構な頻度でこのような不良姿勢で座っている人を見かけます。

 

 

 

前回もお話ししましたが

座っているときでも重心の位置が腰痛に影響してくるということ。

 

上の図はどちらも

骨盤の中心点上に重心はありません。

 

その時点で身体が歪んでいて

そのままの姿勢を続けることで

腰痛が発生しそうなのは容易に想像ができます。

 

 

横方向の不良姿勢で

最も中止しなければならないのは

 

「片ケツで座っている」

 

か否か

です。

 

 

上の図はどちらも

片方のお尻に体重が多く乗っています。

 

この状態が長く続くと

骨盤が上下方向に大きく歪むことになります。

 

そしてこの座り方が常習的になっている人は

立位になっても骨盤は上下方向に歪んだ状態を維持してしまいます。

 

そうなると良姿勢で座ろうと意識しても

骨盤自体が既に歪んでいるので

真っ直ぐ座っているつもりでも

骨盤は歪んだままということが生じてしまいます。

 

 

そうなってしまったら

腰痛が発生するのは時間の問題です。

立っていても

座っていても

骨盤が歪んでいて

常に身体に負担が掛かっているわけですからね。

 

 

 

 

前回の話しとまとめると

 

座っているときは

 

前後方向だけではjなく

横方向・左右のお尻に等しい圧が掛かっている

状態を意識して座らなければならない

ということです。

 

 

 

そしてこのことに

最も注意しなければならないのが

 

車の運転時です。

 

 

腰痛患者さんの多くの方に質問をしてみると

皆さん決まって運転姿勢を気にしていないことが分かります。

 

 

「運転姿勢は良いと言えますか?」

 

「背もたれ、リクライニングの角度は寝かせ過ぎていませんか?」

 

「座席の前後位置は腰にとって適切と思いますか?」

 

「運転中センターコンソールに肘を掛け、その肘に体重を掛けていませんか?」

 

「座席に深く腰を降ろしていますか?」

 

など

 

これらの質問をしたとき

皆さん決まってどこかの質問に答えられなくなります。

 

 

そして

運転を職業としてされている方は

これらの点を特に注意していないと

お仕事に支障が出てしまうでしょう。

 

 

日常のほんの些細な動作だったり習慣が

腰痛の原因になることがあるということを

知っておいて欲しいと思います。

 

 

 

 

 

腰痛

 

千葉県木更津市

はるえな整体院