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腰痛と筋トレ

どこを鍛える?

腰痛と筋トレ

 

この2つには深い因果があります。

 

これまでのブログで散々綴ってきましたが

 

筋肉と腰痛の因果関係が大きいということは

お判りいただいていると思います。

 

 

特に高齢者や運動不足の方は

筋肉が弱く、硬くなってしまっていることが多いので

筋トレをして強くして、

筋肉が動くことを身体に覚え込ませないといけません。

 

稀に、。。。

いや、結構な頻度で

「仕事で動いているから、筋力不足は無い。」

「ゴルフをやっているから、運動不足ってことは無い。」

と仰る患者さんがいます。

 

しかし、そう言う方に限って

腰痛予防に必要な筋肉、筋力が無いものです。

 

 

 

 

では

いったいどこを

どのくらい筋トレをすれば良いのかを

参考までにお話ししていきます。

 

 

 

まずは

「腰痛ベルト」のブログページでも述べていますが、

 

腹筋です。

 

 

腹筋を鍛えることで

自家製のコルセットを装備することになります。

 

腹圧が自然と高まり

体幹が安定し、腰痛の予防になります。

 

ちなみに私は腰痛が出ると

決まって腹筋運動をして腹筋を強化します。

 

 

続いて

その腹筋と対をなす

 

背筋です。

 

腹筋とは違い

ここを鍛えたからと言って

腹圧が高まることはありませんが

腹筋と合わせて前後方向の安定性が保てるので

腹筋と合わせて背筋も鍛えてあげることで

より体幹が安定します。

 

 

そして

前後ときたら

そうです、左右です。

腹筋(背筋)の両サイドですね。

 

ここも鍛えることで

前後左右を強化しより強い自家製コルセットが完成します。

 

 

 

体幹の次に鍛えたいのは

 

です。

 

脚の筋力が無いと

これも腰痛に繋がってきたりします。

 

「脚の筋力が腰痛予防に繋がるの?」

 

と思う方もいるかもしれませんが、

 

普段全然歩かない人が

旅行やレジャーなどで

普段の何倍も歩いた翌日に腰痛出現。

なんて話は結構あります。

 

これは単純に脚の筋力が足りなくて起きる

症状のことが多いです。

 

そういったことから

腰痛だけど、脚を鍛えるということは

意外に重要なのです。

 

 

ひとまず

これらの箇所を筋トレで鍛えてあげることで

腰痛予防になるでしょう。

 

 

腕は鍛えても

あまり腰痛予防には繋がらないでしょう。

ゼロではないですが、体幹と脚と比べると

それ程腰痛予防としての効果は期待できないでしょう。

 

 

 

また、鍛えに鍛えた方が

より腰痛予防に効果が期待できるだろう。と

ハリキリ過ぎてしまうと、

かえって腰痛を発生させてしまう恐れがありますので、

注意が必要です。

 

ご自身の身体の状態に

合わせて、筋トレ時の負荷をつけてください。

 

 

それと

高齢者からよく聞く発言ですが

 

「年取ってるから筋トレなんて無理だよ。」

 

そんなことはありません。

 

以前のブログでもお話ししましたが、

 

筋トレの効果に年齢は関係ない

 

です。

 

 

なので

 

年齢、現在の筋力、現在の状態に合わせて

筋トレの負荷を調整し

身体を鍛えて欲しいです。

 

 

 

腰痛

 

千葉県木更津市

はるえな整体院