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腰痛に効くテーピング

テーピングって簡単?

腰痛時にテーピングをしようとする人は

 

あまり多くいないかもしれませんが

 

正しくテーピングを施術できると

(ここではあえて「施術」と言わせて頂きます。)

 

その効果は大きく、

 

日常生活動作を助けてくれ、

 

楽に過ごせるようになります。

 

 

 

テーピングのやり方、張り方というのは

 

ネット検索すればいろいろ出てきます。

 

その中でご自身の症状に合う張り方を選んで張って頂きたいと思います。

 

 

ではその選び方ですが、

 

どの動きによって痛みが出るかということを

 

詳しく知る必要があります。

 

例えば体幹を前屈したとき、後屈したとき

 

側屈したとき、回旋(捻じる)したとき、などを

 

詳しくチェックします。

 

 

テーピングとはそもそも

 

筋肉の動きの補助をしてくれたり

 

動きの制限をしてくれるものです。

 

 

なのでどの動きに問題があるのかが分からずに

 

本やネットに「腰痛に効くテーピング」と

 

載っているからと、

 

間違った張り方を選択すると

 

無駄なものになる可能性が高いです。

 

 

痛みの出る動きを把握したら

 

その動きを補助するようにテーピングをします。

 

このときに一般の人は

 

ただ見本の様に張れば効果が出ると  勘違い  してしまいますが

 

テーピングとは「張り方」で

 

良いものにも悪いもの にもなります。

 

 

腰のテーピングは必ず他の人に張ってもらいましょう。

 

自分で張るのは不可能です。

 

テーピング自体基本的に自分で張ることは難しいので

 

他の人に張ってもらいましょう。

(自分で張れるのは脚と肘から手だけでしょう)

 

 

張り方ですが

 

例えば体幹前屈で痛みが出る場合は

 

前屈を補助してあげなければテーピングの意味が無いので

 

体幹を直立した状態で張るより

 

軽く反らした状態で張ってあげた方が効果を期待できます。

 

うつ伏せで寝た状態で肘を突いたり胸当てを当てるなどして

 

力まずに腰を反らした状態を作ります。

 

そして背骨の両脇(背骨に沿うように)にテープを張っていくのですが

 

少しだけ引っ張りながら張ります。

 

そうして張った状態で直立すると

 

軽くテープに引っ張られている感じがする程度だと丁度良いと思います。

 

引っ張り感が強いほど前屈時の補助効果は高くなりますが

 

身体は動かしづらいし

 

テープそのものが切れたり剝がれたりし易くなったりします。

 

逆に引っ張り感が少ない若しくは無い状態だと

 

テープの恩恵を受けないでしょう。

 

 

 

この様にテーピングは

 

その張り方によって効果は変わってきてしまします。

 

 

テーピング初心者に張ってもらうのと

 

テーピング上級者に張ってもらうのとでは

 

その効果は 天と地ほどの差 があるでしょう。

 

なので最初に「施術」と書いたのです。

 

それほど奥の深いものということです。

 

テーピングをして効果を感じないときは

 

張り方の問題の可能性が高いので

 

張り治したりしてみましょう。

 

 

また、テーピングは薬でも何でもないので

 

痛みがゼロになることはありません。

 

このところを勘違いしている人も多いので

 

間違えないで頂きたいと思います。

 

 

みなさんは正しくテーピングを施術して楽な腰痛生活にしてください。

 

#61 

 

腰痛

 

 

 

千葉県木更津市

はるえな整体院